ていねいに生きる。

「ていねいに生きる」って、


洗濯物は毎日きちんとたたんで
お部屋は常に綺麗に保たれていて
早寝早起きの毎日で
オーガニックな食材で一汁三菜のご飯を作って…


とかいうことだと思ってた。



 

もちろんそれもそうかもしれない。



 

でも最近思う「ていねいに生きる」ことって、
 

例えば…

朝起きて、顔を洗うときに手に触れた水の冷たさを感じるとか
お味噌汁の匂いを嗅ぐとか
レタスをちぎる感触を感じるとか
窓を開けた瞬間の風を全身で感じるとか
靴ひもをゆっくり結んでみるとか
目に映った街路樹の緑を「綺麗だな」と言葉で思う前に、そのまま心に入ってくる感覚を味わうとか
 

そんなことなのかなーと思う。



 

新しいお味噌のパックを開けて、初めて掬うとき。


あの何とも言えない、フカフカ感。

もう明日使うときはこのフカフカ感はない、開けたての今だけの特典。
 

ホクホク至福に包まれながら、大切に大切に掬う、あの一瞬。
 

そんな風に、一瞬一瞬を、ていねいに感じながら日常を生きれたら。
 

あぁ、そんな風に生きていたいなぁ。

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