小さな気づきが、大きな魔法。

「気づき」と言っても色んな意味があると思うけれど、
ここで言う「気づき」とは、小さな小さな、一見取るに足りないような「気づき」のこと。

地味で素朴でつまんない、
何の意味があるの？？
ってそれくらい当たり前に通り過ぎていくことへの「気づき」。

朝が来た。

目を開けた。
視界に光が入った。

背中が布団に触れている感触。
足が床に触れた感覚。

蛇口を捻った。
水を触る感触。

子どもの泣き声が耳に入った。
子どもの肌から焼きたてパンの匂いがした。

洗濯物を回そうと考えが浮かんだ。

ベランダのプチトマトがプリプリに実った。
ゾウさんジョウロからたっぷり流れる水がキラキラ反射した。

白湯を飲み、喉を通っていく感覚。
夫におはようと言った。

・・・etc

そんなような日常の、一つ一つ。

それらに
「気づいた」ら、「愛だ」と呟いて指差し確認👉
をする。

何も考えない。
「愛だな～」とかしみじみ思う必要なし。考えない。
ただ、呟く。
ただ、指差し動作をする。

この、日常マインドフルネス（と呼んでみる）をやってみると、
『気づきの中心点』
に戻れることが多くなった。

いま２か月ほど続けてるので、
多分何千回か「愛だ」「愛だ」と呟き続けた。

そうすると、わたしに起こるもの、わたしの中に湧き上がるもの、本当にぜーーーんぶが、「愛だ」になる。

「わたし」とは、
気づいている存在＝気づきの中心点

それだけになるのだ。

「愛だ」と呟きまくることによって、小さな隙間がいっぱいできて、そこから光が少しずつ入ってきて、ツルリンっ！！と「わたし」と思っていた殻が破れる。

そうすると、何でか分からないけど、いいことばっかり起こるようになる。