すべてフィクションなのだ
もしフィクションを落とせたら
もしフィクションを放棄できたら
突如として、あなたは現実の中にいる
だから
私はあなた方に世を棄てることは求めない
夢を棄てることを求める
それだけのことだ!
自分のものでないものだけ棄ててごらん
本当には自分の手にありもしないものだけ棄ててごらん
あなたはただそれがそこにあるとイメージしているに過ぎない
あなたの夢を棄ててごらん
現実(リアリティー)が手に入る
〈心〉がそう簡単に言うことを聞かないために
もみ合いは少々大変になるだろう
それは心にとっては死になるのだから
だから、心が抵抗するというそれもまた自然なことだ
心の死はあなたの生だ
そして、心の生はあなたの死だ
もし心を選ぶなら
あなたはあなたの内なる実存に関する限り自殺をする
もし自分の〈真我Self〉を選ぶなら
あなたは心を落とさなくてはなるまい
そして
それこそが瞑想のすべてなのだ
enough For today?
(今日はこのぐらいでいいかな?)
(引用)
『究極の旅 OSHO 禅の十牛図を語る』
OSHO著 スワミ・プレム・プラブッダ訳 河出書房新社
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