「自分を愛すること」の本当の意味

【意識変容】探求日記


私にとって「自分を愛する」とは

好きなところを探すとか、
嫌いなところを許すとか、

そういうことではありません。




おなかの声を聴くこと。
ありのままでいること。




それが、「自分を愛すること」の本当の意味だと思っています。








小さい頃、おなかに住んでいた神さまは

「おなかに聞くんやで。おなかに聞いたら答えが分かる。神さまがおらんくなっても大丈夫やからな。」

と言っていました。




この「おなかに聞く」ついて。

神さまがいなくなってから20年以上も経った今、やっと気づいたことがあります。

私はおなかの声を心の底からは信頼できておらず、そこには邪魔をしていた大きなノイズがあったのです。

頭の中のおしゃべりと、思考によって貼り固めてきた様々な思い込みの「わたし」です。

それらが剥がれてきたとき、気づいたのです。




おなかの声を聞くことは、おなか(=からだ)と繋がり、からだの細胞たちの声を聞き、それをそのまま感じること。
耳を澄ませて何度もおなかの感覚を確かめにいくことで、答えが響いてくる。
その響きを、ココロで感じとる。

質問が無くても、おなかの声に耳を澄ますと、必ずいつも愛が返ってくる。
「大好き」「楽しいね」「気持ちいいね」「生まれてきてよかったね」という声がする。
それを全身に響かせると、愛で包まれ、全身がすっぽり入るくらい大きな両腕で抱きしめられるような懐かしい心地になる。

そうか、私、愛されてるんだ。
おなかの声を聞けば、「愛されている」ということが、ただ、わかる。
そして、それは「自分を愛している」ことと同じだ。

おなかの声を聞くことは、「愛されているという真実を思い出す」ということで、それを選択(許可)するそのこと自体が「自分を愛している」ということだ。

私は、自分を愛しているし、愛されている。
何の条件もなしに、ただそのまんまで、愛されている。
神さまは、それを教えてくれてたんだ。




そういえばもう一つ、神さまとの会話を思い出しました。


なにか嫌な事があった時だったか

「もうやだ!神さまといたら幸せだから、ずっとおなかの中にいる!」と言った私に、はっきり「ダメだ」と神さまは言いました。

「外に出ないといけない」と言われました。


この世に生まれてきたということは、外に出て経験してくる必要があり、世界との関わりを通して育つ何かがある、ということなのかもしれません。


でも、例え一人で放り出されたと感じていたとしても、大丈夫です。
私たちは誰一人として例外なく、愛されています。

「おなかに聞くんやで」という教えは、それを伝えてくれていたんだということに、やっと気づいたのです。


今も後ろから抱きしめながら、ずっと変わらずに伝えてくれています。


小学生のとき、「ひとりで頑張るんやで~」と言い残していなくなった神さま。

いなくなったと思っていたけど、これまでもずっと、神さまは離れたことなんてなかったのです。




人は誰もが愛されている、そんなこと当たり前だと思う方もいらっしゃるかもしれません。

ですが私にとっては、長年閉じられていた重たい扉が、ギギーっと音を立てて開き、眩しい光が差し込んできたような、そんなハッとさせられる大きな気づきでした。



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