「ほんとうの自分」じゃないもの

「ほんとうの自分」ってなんだと思う？

友達の前で話したら変な空気になるから、絶対言えない。

でも、みんな実は気になってるよね…？？

気になるよね？？

私も、ずっと気になってる。

自分なんてない
私はいない

って覚者は言うけど、全然わからない。

体感して腑に落としたいけど、どうしたら…？？

？？？
の世界。

でも私にも
「ほんとうの自分」じゃないもの
なら分かる。

それを、見つけるたびに、外していく。

見つけるというか、
気づいて、外す。
その繰り返し。

例えば、
名前自体は私じゃないよね。

ママという役割も私とは言えない。

目が小さいってことも関係ないだろう。

仕事ができるかできないかってのも違うよね。

頭がいいか悪いかっていうのも、

太ってるとか痩せてるとかも。

あと、頑張ってるかどうかとか。

そういえば、今日コーヒーを飲んだ。
コーヒーは私の外にあったものだけど、
飲んだら私の喉を通って胃に入った。
それでも、私はコーヒーじゃない。

子どもが絶賛イヤイヤ期に入り、泣き喚いて、イライラする。
私は、イライラしようと思ってイライラしたわけじゃない。
よーく観察してみると、勝手に、一瞬にしてイライラは湧き上がってきた。
このイライラも、ほんとうの私とは関係ない。

それで言えば、目に映るものも、耳に入るものも、そうだよな。

「見よう」と思わなくても目に入ってくるし、音もそうだ。

呼吸もそうか。
しようと思わなくても、勝手に起きている。

意外と、
「わたし」だと思い込んでいたけど「ほんとうの自分」ではないもの
がたくさんあることに気づく。

というか、
ほとんどが「ほんとうの自分」ではないように思える。

本気で、よーーーーく観察してみると、
なんか、見えてきそうで見えてこないような…

むずがゆい。

「ほんとうの自分」じゃないもの
を外していくことで、
「ほんとうの自分」は見えてくるのだろうか。

そうやって、
探そう、見つけようとしている時点で、違うのだろうか…

わたしには、わからない。

でも、この「わからない」が気持ちいいんだよなぁ。

旅は続く♡